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平安の世からの美しい贈り物、檜扇。
投扇興

紙が貴重品であった平安時代、記録用紙の代わりに木簡を使用していました。
木簡は長さ30cmくらいの細長い経木状のもので、この使用済みの木簡を綴じ合わせて、最初の檜扇が生まれたといわれています。

当時は、要の止め具には和紙のこよりを使っていたようです。一枚の板を橋と数え、八橋をもって一重としました。 成人男性用の場合は三重白糸綴じ、女性の場合は五重色糸綴じの扇を用いましたが、実際は偶数を嫌って奇数にしていたようです。
宮中行事の作法などをメモするために用いられたともいわれますが、女性の場合は顔を隠す場合にも重宝したということです。
現在の女性用の檜扇は金彩や胡粉・紅・緑青などで吉祥画を描き、六色の紐を両端に蜷結びして松や梅などの造化を飾り付けた美しいものとなっています。

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